07年06月26日 町村長コラム 原村長コラムVol.7(広報はら 平成18年8月号より)
今、八ケ岳森林軌道のことが大変話題になっています。昭和10年代から25年頃まで走っていたもので、主に美濃戸の谷で伐採した材木を富士見駅まで運んでいたものでした。当時は材木一本運び出すと言っても、大変な苦労をともなうものでした。
美濃戸の奥、つまり柳川の南沢や北沢で伐採された材木は、木馬という橇の様な物に乗せられて、命の危険と引きかえに、職人技で美濃戸のトロッコ駅まで運ばれてきて、その後、トロッコに乗せられて富士見駅裏の、今の町民センターの、貯木場まで運ばれていたのです。詳述出来ないのは残念ですが、「よみがえれ八ケ岳森林軌道」部会の話題が出た時に、とても大きな夢とロマンを感じたのは、きっと私一人ではないと思います。
その後、ことごとに新聞で大きく報道されるのも、この夢とロマンの故であり、これは人々に郷愁の彼方から郷土愛と活力、そして誇りを与えてくれているものと思います。ドジョウプロジェクトも全くそうでした。郷愁のふるさと原風景をとり戻すことに、大きな夢とロマンがありました。今年からはそれが子供たちや村外の人たちへと、おすそ分けされはじめました。
考えてみますと村づくり生涯学習推進委員会での、各専門部会の活動はみな大なり小なり夢を追い、活力を育み、誇りを涵養していると思います。大きくひとくくりにすれば、住民力の醸成であり、魅力ある地域、郷土の建設に他なりません。夢の大切さ、ロマンの大切さ、個人々々が持ち続けなければならない尊いものです。そしてそれは何も生涯学習による村づくり推進だけに限ったものではありません。各地から届くユニークなまちづくり、優れた地域づくり、みな夢とロマン、郷土愛に端を発っしています。
私たちはよい地域づくり、活力ある郷土づくり、誇れる原村づくりのため、夢とロマンを持ちつゞけたいものです。


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