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08年03月07日 町村長コラム 原村長コラムVol.1(広報はら 平成19年9月号より)

 住民の皆さんの絶大なご支持により3期目を務めさせて戴ける栄を戴き感謝致します。特徴のある住みよい誇りの持てる村を築いていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。

 そこでコラムを継続しようかと思うのです。しかしこれがなかなか難物で、すんなりとばかりはいきません。さんざんこねくり回して、ようやく形になる物が多いのです。仕上ったものを読み返せば、なんとか辛うじてという程度で我が身の及ばなさを嘆きつつ、世の物書きの才を羨むばかりです。コラム名を山麓朴談として、少し荒削りな直截さを出して行けたらと思うのですが。私の性格は何事にも真正面から取組み、逃げることを知りませんから、内容は勢い固くなる仕儀で、肩の力を抜いて読んで戴けるようにと努めたいと思います。
 さてこの度の村長選挙で最も大きな論点とならなければならなかったのは、村の存続の問題です。ところが3人とも合併は目指さないということで、この問題は陰に隠れると共に、原村の村民は改めて合併しないことを確認したかたちとなりました。村の存続が何故大切かといいますと、われわれの理念も夢も村という行政体があってこそ実現が近いのであって、大括りの行政になればきめ細やかさが失なわれて、住民から遠いものとなるからです。村がなくなっては何も始まりません。一方で大きくなれば住民1人当りの行政経費は掛からなくなり、規模の効果も表しやすくなります。つまり簡単にいうと、住民側に立てば合併しない、行政側に立てば合併する方がよいということになります。そこに種々な思惑や利害が絡んで、事を複雑にしています。
国は29次の地方制度調査会等で更に合併を進めてきますし、諏訪圏域の市町もいつ でも合併したいと思っています。加えて村井知事は、県内の合併が進んでいないのは田中前知事のせいであるようにいって、町村長の不安を煽っています。自立は遠い道程であり、いつ崩れるか分らない均衡の上に成り立っています。生半可な理論や研究では危ういのです。
 私たちは住民職員一致団結し、自立を守りとおす矜持と諦観を持ちたいものです。

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