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15年01月21日 町村長コラム 原村長コラム vol.42(広報はら 平成27年2月号より)

 はやぶさ2が打ち上げられました。打ち上げ時の天候が悪く、雷の発生を避けるために2度も延期されましたのでどうなるかと心配しましたが、無事打ち上がり、太陽を巡る軌道に乗り良かったです。
 昨年12月3日午後1時22分、種子島宇宙センターから壮大な旅に出た小惑星探査機はやぶさ2は、地球から約3億㌔離れた小惑星1999JU3を目指し、その地表で金属の弾丸のような塊を勢いよく発射してぶつけて穴を掘り、風化されていない水や有機物を含むとみられる小惑星地表内部の岩石を採取する計画で、太陽系や生命の起源に迫る成果が期待されるそうです。6年52億㌔の旅で地球にサンプルの入ったカプセルを届け更に宇宙への旅を続けるという遠大な壮挙で、ミッションの成功を強く願っています。
 はやぶさ2の前身機のはやぶさは、03年に打ち上げられましたがイオンエンジンや姿勢制御装置の故障、通信も一時途絶える等様々な困難を乗り越えて、7年60億㌔の旅の末、小惑星いとかわで採取した物質を持って、地球への帰還は実に感動的でした。この故障や障碍(しょうがい)の間、科学者たちは決して諦めず、夜の目も寝ずの努力もまた感動的でした。
 日本は宇宙探索で世界をリードしていると思います。目に見える形の利益に結びつかないとて重きを移そうとする動きもあるやに聞きますが、学術への投資は続けて行って欲しいと思います。幕末越後長岡藩小林虎三郎の米百俵の故事を思い起こすべきです。
 はやぶさ2には諏訪の技術も使われていて嬉しくなります。搭載された小型探索ロボット「MINERVA」の移動やカメラ制御の基本ソフト電子基板はデジタル・スパイス社製、小惑星地表撮影の超広角無歪高解像度の重さ15グラム程の超小型レンズ2枚は日東光学社製。諏訪の技術が宇宙で大いなる飛躍をすると思えば誇らしい限りではあります。
 はやぶさ2の活躍を楽しみに待ちましょう。

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