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15年02月18日 町村長コラム 原村長コラム vol.43(広報はら 平成27年3月号より)

 今冬はいつもより雪が多く、また寒いように思います。12月中の降水量は89㍉で、前年同期の約3倍です。1月に入っても大体同様な傾向です。太平洋側を通過する低気圧の数が冬にしては多く、その度に雪や雨を齎(もたら)すからです。
 長野県内では南に多く降る雪を上雪、北に多く降る雪を下雪と呼んでいます。上雪は太平洋側の南岸低気圧によって齎され、湿ったどか雪になることが多く、下雪は北西の季節風によって齎されますから、信越国境や中部山岳の高山やその近辺の平野部で雪を落とし、県南の当地には少量の乾いた雪と冷たい風という事になります。ところがこの季節風を吹き出す寒気団の勢力が弱いと、南岸低気圧が本土近くに寄って来ますから、大荒れ、大雪という事になり、私達の生活に大きな影響を与える事になります。季節風の消長を大きく司る寒気団は、偏西風の蛇行によってその張出しが決められます。ヒマラヤ登山でも大変悩まされた偏西風ですが、その動向が日本の冬の気象を支配すると言っても過言ではありません。
 地球が温暖化すると全体的に寒気団は弱まりますので、季節風の強さも弱まり、南岸の低気圧が北へ押し上って大雪を降らせる事になると、私は思っています。これからは南岸低威圧による降雪が多くなることでしょう。
 この12月は降雪が多く、真冬日にも殊の外多くありました。1月も大体同様でした。しかし諏訪湖は御神渡がしませんでした。南岸低気圧が適度な間隔で通過するので、気温が緩んでしまった故と思います。その為除雪回数と凍結防止剤の使用が増し、1月中に追加補正をしなければなりませんでした。除雪は1回約100万円、凍結防止剤は1回1~2㌧必要になります。
 降雪は自然のなせる業で止むを得ませんが、交通の遮断が起きない様に住民行政一体となって、この冬を乗り切りたいものです。

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