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15年06月15日 町村長コラム 原村長コラム vol.46(広報はら 平成27年6月号より)

 4月25日、ネパールでマグニチュード7・8の大地震があり、死者多数、建物や住宅が崩れる等、壊滅的な大災害になりました。
 震源は首都カトマンズでの北西80kmのゴルカ圏とのことですが、当初死者は2千5百人以上と報じられましたが、うなぎ上りに増え、5月8日現在8千人とも1万人を超えるとも報じられています。死者がこの数ですから、負傷者は数えることも出来ない夥(おびただ)しさであって、国際救援の医療チームに頼っていますが、まさに阿鼻叫喚の修羅場と言った状態でしょう。突如として家族肉親を失い、深い悲しみと途方に暮れる人々多数。もともと衛生状態もそう良くない国ですから、困窮も目に見えて、支援の手が重要であります。
 古い煉瓦造りの建物は耐震性も弱く、殆(ほとん)ど崩れ落ちて瓦礫の山を築いています。この国は過放牧により森林は育ちにくく、従って土を焼いた煉瓦が建材として多く使われます。壁厚を厚くして強度を出しますが、古い物はどうしても弱くなっています。首都カトマンズにはユネスコ世界遺産の様な古い寺院が数多く存在しますが、皆崩れたそうで惜しい事です。カトマンズの名前の由来となったカスタマンダップ(1本の木から出来た寺の意)も崩れたそうです。震源地のゴルカはネパール中部で私もヒマラヤ登山の際通ったことがありますが、大変な田舎です。被害の様子は解りませんが、グルカ王朝の出身地で、英国傭兵として勇猛果敢で名高く、第2次世界大戦中は日本軍とも戦火を交えたというグルカ兵の故郷で、グルン族と呼ばれる人々の郷です。
 今回の地震では、ヒマラヤ登山の人々も被害に遭い、世界最高峰エヴェレストでも雪崩が発生し、各国登山家が巻き込まれ、日本人2人も犠牲になりました。
 お世話になったネパール、登山が好きでヒマラヤ通いをした私、あの陽気で気の良い人達、負けずに早く立ち上れ。私の所属する山岳団体でも応援の義捐金を集めて送ることにしました。一日も早い復興を思わずにはいられません。

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