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泰阜村やすおかむら長野県の南部、下伊那郡の南東、天竜川の東側に位置する村

長野県の南部、下伊那郡の南東、天竜川の東側に位置する村

泰阜村

07年11月29日 「満洲泰阜分村?70年の歴史と記憶」出版

 泰阜村では、戦後60年余りを経過した今年、今一度満州泰阜分村がどのようにして生まれ、どんな結末をたどり、人々はどう生きたのかを、検証し記録し後世に伝えることが、こうした歴史を背負う村の使命と考え、開拓誌を再発行しました。
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 泰阜村では、昭和13年、当時の国策であった「満州移民」政策を受け入れ、満州に分村を建設することを決定し、1,100名を越える開拓団を送り出しました。
しかし、わずか数年で敗戦による死の逃避行を強いられ、多くの犠牲者と数々の悲劇を生みました。
村では、昭和54年に「満州泰阜分村?後生に伝う血涙の記録」と題して、開拓団員の手記を中心とした開拓誌を発刊しましたが、戦後60年余りを経過した今年、今一度満州泰阜分村がどのようにして生まれ、どんな結末をたどり、人々はどう生きたのかを、検証し記録し後世に伝えることが、こうした歴史を背負う泰阜村の使命と考え、開拓誌を再発行しました。
 今回発行した「満洲泰阜分村?70年の歴史と記憶」には、引き揚げ、帰国、自立の体験や帰国子女に対する教育等の支援、開拓団員20数名にのぼる体験者の生の声、新進気鋭の研究者の学術論考、関連する役場資料、年表と名簿、さらに「血涙の記録」のエッセンスが採録されています。
 開拓関係者が高齢化するなか、苦難の体験記や当時の資料を後世に残すのはこれが最後になるかもしれないとの、切羽詰まった思いが発刊の引き金となっており、泰阜村の戦後処理のひとつの完結でもあります。
 戦争を知らない世代の方が多くなりました。
 この本を手にした方々が、開拓の歴史と関係者の苦難の道を辿り、こうした悲劇を二度と繰り返すことなく、平和への願いを新たにされることを願ってやみません。

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