長野県東部に位置する、湖と高原の町。町のほぼ中央を流れる清流・千曲川に沿ってJR小海線が走ります。西に八ケ岳連峰が連なり、その裾野の四季は国定公園でそれぞれに美しい松原湖、標高2100m以上の湖としては日本最大の天然湖で知られる神秘的な白駒の池や原生林が広がります。
雄大な八ケ岳連峰を望む野辺山高原を代表とする美しい自然に抱かれた村。標高1300mの気候は、高原野菜はもとより、暑さ・湿度に弱い乳牛にとっても最適です。ハクサイ・レタス・キャベツを中心とした新鮮野菜と、大自然で育った牛の乳でつくられる乳製品は一食の価値ありです。
群馬県境に接する村総面積の92%を山林原野が占める自然豊かな山あいの里。千曲川の支流である南相木川の源流、奥三川湖(日本一標高の高い場所にある南相木ダムの壮大な景観は一見の価値あり)、奥三川渓谷、立岩、立岩湖、伝説残る「おみかの滝」をはじめとする七福神の滝など、見どころがいっぱいです。
浅間山の南東の麓に位置する高原の町。古くから碓氷峠・入山峠は関東への重要路でしたが、江戸時代は中山道、北国街道の浅間三宿(軽井沢・沓掛・追分)として栄え、その後、避暑地・別荘地として国内外に知られるリゾート地となりました。
日本屈指の活火山である浅間山の南麓に位置する自然豊かな高原の町で、品質のよいレタス、キャベツ等、高原野菜の生産地です。名刹・真楽寺は、聖徳太子の父・用明天皇の勅願により浅間山鎮守の祈願所として建立され、境内には町の一大イベント「龍神まつり」ゆかりの大沼の池(一帯に伝わる甲賀三郎伝説の大元)があります。
長野県のほぼ中央部に位置する豊かな自然と歴史の町。和田峠・星糞峠一帯には3万年前の採掘跡があり国史跡に指定、今も本州最大の黒曜石の原産地です(原始・古代ロマン体験館等へどうぞ)。江戸時代、中山道の難所・和田峠を控える大きな宿場だった和田宿も国史跡です。
上田盆地西端に位置する、美しい山々に囲まれた村。東山道・保福寺峠を通って仏教が早くもたらされ、小県郡最初の駅に建てられた寺が大法寺(三重塔は国宝、他に重文2)。寺社や修那羅の石仏群に参拝後は道の駅あおきへ。そば打ち、おやき作り体験ができ、農産物直売所も併設しています。
八ケ岳の主峰赤岳や権現岳、さらには富士山を望める自然豊かな高原の町。町内には旧石器・縄文・平安時代にわたる埋蔵文化財が残り、井戸尻遺跡は国の史跡に指定されています。また隣接する井戸尻考古館では縄文式土器をはじめ数多くの遺物を見ることができます。
八ケ岳の西麓に広がる高原の村で、八ヶ岳の8つの峰が全て見えます。縄文時代から開け、古くは諏訪大社の神事が行われていた神聖な地でした。現在は八ケ岳中央高原に高原野菜の畑が広がり、中でもセロリは夏場の生産量が日本一です。
西に中央アルプス、東に南アルプスを望み、中央に天竜川、川に沿ってJR飯田線が走る自然豊かな町。有史以前からの遺跡が多く、特に箕輪遺跡は農耕文化の遺跡で内陸地における水稲・祭祀の高い文化があり、天竜川の両岸・河岸段丘地帯に水田地帯が広がります。
上伊那郡の最南端に位置する気候温暖な村で「日本で最も美しい村」連合にも加盟しています。陣馬形山山頂からは東に南アルプス、西に中央アルプス、北東には北アルプス、眼下には村を南北に流れる天竜川が一望でき、伊那谷を見渡せる屈指の景観です。
宮田村は、四季折々に美しい彩りを見せる中央アルプス木曽駒ヶ岳、千畳敷カールを背に、東に流れる天竜川に向かって扇状地に位置します。古くは縄文時代。江戸時代には50件ほど軒を連ねる宿場町として栄えたほか、「天下の奇祭」と称されるあばれ神輿など、歴史と文化を受け継ぐ村です。
高森町は、長野県を代表する地域ブランド「市田柿」のふるさと。本来は渋い柿が、ていねいに陽に干されて絶妙な甘さに変化。果皮についた白い粉は糖分の結晶です。鮮やかなあめ色の果肉をほおばれば、もっちりとした食感と上質な甘みが楽しめます。
現在の国道151号に重なり、天竜川に沿って延びる旧遠州街道をはじめ、幾筋もの道が交わり、古くから交通の要衝を担ってきた阿南町。街道を通して運ばれてきた奈良や京都の文化が、郷土の伝統芸能として息づき、今も大切に継承されています。
なだらかな山並みが連なる木曽山脈の南端に位置する平谷村。戦国時代に武田信玄が整備した軍用道路の宿場が置かれ、江戸時代には三河と信州を結ぶ三州街道の宿場町として賑わいました。村の約97%が林野で、平地の少ない典型的な山村です。
長野県の最南端に位置する根羽村は、愛知県と岐阜県に接する南信州の玄関口です。江戸時代から明治時代にかけて、三州街道の分岐点にあたる南端の宿場町として栄えました。村に点在する道しるべや馬頭観音像に、往時の面影がしのばれます。
長野県下で最も温暖な気候といわれ、梅や桜がいち早く咲く「信州に春を告げる村」。村の真ん中を南北に流れる天竜川と、その支流が刻んだ深い渓谷の中に集落が点在し、国の重要無形民俗文化に指定された村内3地区の神事「霜月神楽」をはじめ、郷土色豊かな伝統芸能が受け継がれています。
長野県の南端、伊那谷特有の美しい河岸段丘に立地する気候温暖な村。氏乗のしだれ桜、阿島の大藤、村花クリンソウ、矢筈公園や禍誤除けの滝など年間を通じて見どころもいっぱいです。特産のいちご、筍、ブルーベリー、りんご、栗を味わってください。
中央アルプスと南アルプスに囲まれた伊那谷南部、天竜川東岸の河岸段丘上に位置する村。段丘上では、りんご・市田柿・桃・梨などの果樹の生産が盛んなほか、竹林でとれるタケノコ、赤松林でとれる松茸が特産となっています。
木材・木工、農林業を中心とした森林の町。良質な木曽ひのきを産出する町として、かつて上松駅には森林鉄道の集積地も隣接していました。国内森林浴発祥の地として名をはせる赤沢自然休養林では、木曽森林管理署と共に森林鉄道の保存を行ない、春から秋までの週末を中心に乗車体験が可能です。
面積の94%が森林で占められており、そのうち7割が国有林。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された「妻籠宿」や重要文化財に指定されている「桃介橋」、国指定史跡の歴史の道「中山道」をはじめ、数多くの歴史的文化遺産があります。
木曽川の最上流に位置する源流の里木祖村は、四方を山に囲まれ、村の東側にある鳥居峠は木曽川と信濃川の分水嶺になっています。江戸時代から伝わる伝統工芸品「お六櫛」や、やぶはら高原の冷涼な自然を活かした「御嶽はくさい」などの生産も盛んな自然豊かな農村地帯です。
聖湖を中心に広がる聖高原では、ボート遊びや釣り、ピクニックやキャンプが楽しめるほか、夏山リフトで三峰山の山頂に登り、全長710m、標高差120mのスカイライダーで一気に滑り降りるスリリングな体験も人気です。
犀川と麻績川との合流点にある大渓谷“山清路”は、信濃自然100選にも選ばれる景勝地。トレッキングコースや遊歩道、釣りポイントなどが整備され、自然を体感できます。その昔、泉小太郎と竜の化身の母が山清路の岩山を切り開き、水を流して松本・安曇平を作ったという伝説の地でもあります。
松本平の南西に位置する緑豊かな村。『朝日村』の地名は、松本平で「一番に朝日があたる村」からつけられたとも言われています。たくさんの朝日を浴び、また鎖川の扇状地に広がる肥沃な土地に恵まれ、レタス・キャベツ・白菜などの高原野菜の産地となっています。
雪どけとともに福寿草、ざぜん草、カタクリ、水芭蕉などの可憐な花が咲き始め、北アルプスは本格的なレジャーシーズンに突入。大自然のパノラマと高山植物が楽しめるトレッキングや、水しぶきをあげて進むラフティング、大空を旅する熱気球など、多彩なアウトドアスポーツが体験できます。
悠々と流れる千曲川を中心に広がる坂城町は、製造業を中心に多数の企業・工場が所在する“ものづくりのまち”として知られています。また、バラの切り花の産地であり、バラを町花としていることから、「花を育て」「花を楽しむ」拠点施設として、平成13年、雄大な千曲川のほとりにバラ公園を完成させました。
高井鴻山や、葛飾北斎などの文人墨客が交流を深めた歴史と文化の町・小布施。町の南側を流れる松川が作った水はけの良い地形と特徴ある酸性の土壌、そして北信濃の気候が、見事な「小布施栗」を生み出しました。このおいしさは江戸時代から世に知れ渡っており、将軍への献上品にもなっていました。
上信越高原国立公園の中心に位置し、自然に恵まれた志賀高原や北志賀高原、湯量豊富な湯田中渋温泉郷を持つ山ノ内町。周りを山地に囲まれた盆地であり、集落は河岸段丘や扇状地状の緩やかな傾斜地に発達しています。
美しい山容を持つ、北信州のシンボル「高社山」の麓に広がるのびやかな農の里木島平。上信越高原国立公園カヤの平高原に広がるブナの原生林から流れ出すミネラル分豊富な清らかな水が育む「木島平米」は、米・食味分析鑑定コンクール国際大会での連続金賞受賞で実証済みです。
北信五岳に包まれるように広がる高原の町。湧き出る清らかな水、澄んだ空気、土壌は火山灰土で有機質に富み、豊かな自然は、トマトやトウモロコシなどおいしい高原野菜を育みます。8軒の酪農家が約750頭の乳牛を飼養し、おいしい牛乳や乳製品を出荷しています。
長野県の北部、飯綱山東麓の裾野に広がる山里で北国街道の宿場町として栄えた飯綱町。加賀の殿様の参勤交代のルートとして、また佐渡から江戸へ運ばれる金の輸送路として重要な役割を果たしました。昼間は暑く、夜はぐっと冷え込む内陸性の気候のため養分をたっぷりため込んだりんごが育ち、その味わいは甘味と酸味が絶妙です。