谷街道と谷脇街道が合流する小布施町では、江戸初期から「市」が立ち、毎月3と8の日の計6回開かれることから「六斎市」と呼ばれました。善光寺平の米や菜種油、木綿が江戸に運ばれ、江戸から多彩な文化や情報がもたらされました。小布施は江戸の昔から、訪れた画人、文化人を魅了し、葛飾北斎や、小林一茶などが多くの作品を残しています。600年の歴史を持つ小布施栗や、郷土料理が自慢です。住民参加の「花のまちづくり」も盛んで、四季折々に彩る花の美しい町です。
実りの秋に総合産業市として「小布施六斎市」が開かれます。「町を愛する心」「お客様をおもてなしする心」を大切にする気風、人と人との交流を楽しんでいただきたいと思います。「栗と北斎と花の町」、「歴史と文化の町」、小布施の大交流市をお楽しみください。